こんにちはTAKAです。
「ラポール」という言葉を耳にしたことがありますでしょうか?
こちらのラポールを意識することにより、職場内の人間や取引先相手との関係性構築やプライベートでの恋愛、初対面との人とのコミュニケーションなどが円滑に進みメリットが大きいです。
ラポールを意識することにより、仕事・恋愛などがうまくいき、生活の質向上にも繋がります。
今回は、仕事・恋愛の観点におけるラポールについて解説します。
ラポールとは
ラポールは、フランス語で「橋を架ける」という意味があり、心が通じ合い、信頼関係を構築し、相手を受け入れられやすくなることをいいます。
特に初対面同士の場合には、関係性が0から始まります。
そんな人から、いきなりプライベートの話をされたりしたら引きますよね。
しかし、ある程度ラポールが構築(関係構築)している状態となると、壁が薄まり関係が構築されていきます。
恋愛で活かせるラポール
恋愛関係においても、ラポールはパートナーとの信頼関係を深めるために重要です。
特に、初対面の相手と親しくなりたいとき、ラポールが築けるかどうかが将来を握ります。
例えば、ラポール(信頼関係)がない状態で、男性が女性にいきなり「どこに住んでいるのですか?」と尋ねたとしましょう。
この質問自体は普通の会話のように思えますが、相手との関係性が築けていない段階では、プライベートな質問に感じられ、女性が「怖い」と感じてしまうこともあります。
仲良くなってから聞く質問ではありますが、会話の流れなどを意識し共感性を得てから、会話内に自然に盛り込むことにより、違和感・警戒心もなくなり相手は答えやすくなります。
例)
あなた: 「休日はどんなことをして過ごすのが好きですか?」
相手: 「最近はカフェ巡りをするのが好きで、いろんなお店を探し回ってます。」
あなた: 「おしゃれですね!私もたまに行きますけど、どんなエリアにあるカフェによく行くんですか?」
相手: 「〇〇によく行きますね!」
あなた: 「〇〇、いいですよね!私の家からも行ける距離なんで行ったりしてますよ!ご自宅もその近くなんですか?」
もう少し間に会話の往復を入れてからが良いですが、単刀直入に聞くより自然ではないでしょうか?
相手が心を開いた状態で、プライベートの話をすることでより深い話へとなっていきます。
ラポールを築くためのコツ
- 共感を意識する
まず、相手が話している内容にしっかりと共感し、話題を広げてみましょう。たとえば、趣味や好きな食べ物など、相手がリラックスして話せるトピックを会話することで、自然と信頼関係が深まります。 - 適切な距離感を保つ
初対面では、あまりにプライベートな質問は避け、相手が心地よく感じる距離感を保つことが大切です。「仕事の合間に何をするのが好きですか?」など、会話が広がりやすい質問を心がけることで、より自然なコミュニケーションが取れるでしょう。 - 自己開示をする
ラポールを築くうえで、相手が心を開きやすくするためには、こちらからも自己開示することが大切です。
例えば、「休日は自宅近くの◯◯で遊ぶこと多いです」と自分の情報を少し開示することで、返報性の法則もあり、相手側も情報を開示しよう。となります。
私も過去、いくつか合コンなど参加していますが、このラポールを意識することにより、初対面の人でも最初にある緊張の壁などもすぐに取れ仲良くなれたりします。
マッチングアプリなどで彼氏・彼女を探している人は是非意識をしてみてください!
仕事で活かせるラポール
仕事の場でラポールは、職場内の人間関係をうまく築くのに重要となります。また取引先などの営業先相手などにもラポールは大変重要です。ラポールが気づけていない上で、交渉・営業・施策遂行はうまくいきません。
同僚や上司、部下との関係が円滑なコミュニケーションをとれることは、お互いに話したいことを話せ円滑なコミュニケーションとなり作業・生産効率が上がります。職場の人間関係に困っている人は、ラポールを意識してみてください。
仕事上でのラポール
仕事上でのラポールは、相手の意見を尊重し、誠実な態度で接することから始まります。たとえば、相手が話しているときにしっかりと耳を傾け、フィードバックを適切に返すことで、「話をきちんと聞いてくれている」という安心感を与えます。
- 共通認識
共通の目標やビジョンなどがあると仕事が行いやすいです。同じ目標に向かって努力することで、相手との距離が縮まり、協力関係が自然に築かれていきます。また、こうした共通項を見出すことで、個々の役割に対する理解も深まり、より効率的に協力し合うことができます
。
例:「〇〇さんの考え、◯◯にとても共感を持てました!」
このように共感を示す言葉を積極的に取り入れると、相手も安心して話しやすくなります。 - 自己開示
職場の関係でも、適度な自己開示をすると、親近感が生まれやすくなります。たとえば、仕事上の悩みやこれまでの経験、最近の出来事などを自然に話すと、相手も自分のことを少しずつ話しやすくなります。これにより、相手との間に心理的な距離が縮まり、信頼関係が深まります。
例:「最近プロジェクトで苦戦してるんですが、〇〇さんは似たような経験ってありますか?」 - 非言語コミュニケーション
ボディランゲージや視線、声のトーンなどもラポール構築に役立つ要素です。穏やかな声のトーンやリラックスした表情で接することで、敵対心ではなく仲間である。などと壁や距離がなくなっていきます。
私は本業では年上・年下の部下を抱えていますが、ラポールについて組織単位で意識をしており、お互いが円滑なコミュニケーションを取れるように、雑談の時間などを作ったりしています。ここから人となりが分かったり、信頼が生まれ、より活発な議論が行え新しい意見が飛び交う組織になっています。
まとめ
ラポールを意識することにより、話し相手との距離・敵対心・警戒心などが無くなり、より良いコミュニケーションが取れやすくなります。特に仕事で営業の方は、初対面の取引先相手などにいきなり、サービス紹介しても中々売れません。自分とはこういう人間です。と自己開示をして敵意がないことが伝わると、相手も信頼できるな。と思い商談が弾んだりします。
恋愛においても、ラポールを築くことで信頼がうまれ、仲良くなっていきます。
人間関係・コミュニケーションで悩んでいる方は、是非ラポールを意識してみてください!
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